今回は、最近歌ってみたの録音をする際に気を付けている事を書こうかなと思います。
以前なら、自分の好きなように歌って、後はMIX師さんに仕上げてもらう…まぁ、それだけでも充分なんですが…。
歌ってみたを録音する際に気を付けるようになった理由
前にも歌う意義で記事も書きましたが、その大きな要因は、「歌い手甲子園」でした。それは、自分自身の歌のクオリティを上げていかないとダメだと…そう思いました。
MIXに頼ることも出来るけど、それでも限度がもあるし。歌をMIXでガチガチに仕上げるのもありかもしれないけどね…。
曲を料理に例えるなら、ボーカルが材料なら、MIXはあくまで調理や味付けの工程ですからね。いくら一流のシェフが料理しても、素材がひどかったらおいしくはなりませんから。
また、自分ではいくら最高の出来やと思っていても、聴く人にとっては全然そんな事ないよ。それがプロになればもう「は?」って感じなんだろうなあって思います。(個人的な見解ですよ)
歌い手甲子園の運営をしてくださった、はじめまさんが言われてた言葉が頭の隅に残ってるんですよね。
みんながみんないい評価を受けられる訳では無い。でも、そこはスタートラインであって、そこから地道に素振りや練習(野球に例えてます)を重ねていけば、上手くなっていく…みたいな事を言われてたと思います。
才能がある人は、すぐに芽が出てメジャーデビューとかしちゃったり…そんな時代になって来たとは思いますが。大半というか、普通はそうはならないですよねwそんな人はほんとにひと握り、そこから成功する人なんてまたそこからひと握り。
なので、まぁプロを目指す訳では無いけど、みんなが「めっちゃええやん!」って言ってくれる位な作品や歌を歌えるぐらいにはなりたいなと思うようになりました。
最近は、ピクセルさんとかのツイートを参考にしたり、EIJIさんのアドバイスも頂く事も出来たので、その点を踏まえて、練習や録音する歳にその気を付けてる点をまとめておこうかなと思います。
歌ってみたの録音クオリティを上げる為の心得(宅録の場合)
マイクと口との正しい距離について
結論から言えば、マイクと口はできるだけ近い位置で録音したぼうがいいです。
基本的に、自宅でレコーデイングするほとんどの方は、吸音工事をしている人は稀だと思うし、録音環境が悪い人の方が多いでしょう。
こんな状態で間隔をあけて録音すると、口とマイクの間の空気まで入ってしまい『無駄な音』まで録られてしまうのです。
ただし、あまり近すぎると低音が大きくなる『近接効果』というものがあり、低音が大きすぎると、Mixのときに邪魔になってしまいます。
「なんか声がざらついてるな、ボフボフしてるな」と思ったら近接効果が起きているので、少しマイクから離して録音するようにしましょう。
目安は、こぶし一個分空けた方が良い音が録れます。
周りの音を出来るだけ消す
録音の時は周りの音には特に気を付けなければなりません。
外を走る車の音や、エアコンの音など、自分の耳では普段無視しているものも、録音の時は凄く気になります。
なるべく録音の時に入らないように、気をくばりましょう。
録音の時は以下の点に気を付けます。
- 窓を閉める
- エアコンを切る
- ドアを閉める
- スマホはサイレントモード、または電源を切る
夏場は暑くてサウナ状態になるので、エアコンなどは録音する時だけ切り、こまめに休憩と水分補給をするようにしましょう。
また、自分の使っているPCのファンの音がノイズで入る場合もあります。ノートPCを使う又は、PCから極力距離をとって録音するなどの工夫をすればいいですね。
曲の世界観や自分の表現したい部分などを考え、抑揚をつけて歌う
曲の世界観を考えて歌うことで、聴いている人が感動する歌を歌うことができます。
曲の世界観を考えて歌うためにはどうしたら良いのかというと、歌詞の意味を考えて歌うようにすればいいのです。歌詞の意味を考えて、その世界観にずっぽりと染まることで、曲の世界観を壊さずに歌うことができます。
その世界観が理解出来たうえで、今度は曲の世界観に合わせて抑揚をつけてきましょう。抑揚とは、歌声の強弱のことです。
優しい歌声で歌ったり、力強い歌声で歌ったりと、歌に強弱をつけることで、聴いている人に飽きさせない歌を歌うことができます。
私も、特に指摘を受けたのは「母音」や「子音」にいたるまで、その世界観を理解し、感情をこめて表現できているかという事です。
私もそれを意識しだして、特に「嗚呼~」などの母音でも人によって表現や響きなども全然違うんだなと感じるようになりました。(体現できるかは別ですが…)
自分の歌声(素音源)を確認する
録音時に必ず自分の歌声がどんな響きになっているかを確認しながら録音を進めるようにしましょう。
自分が歌っている声が、自分の思っていた声とは違うということは良くあることです。
また、録音をする間隔を開けたりすると、歌い方が変わったり、声質が変わったりもするのでそのあたりも気を付けましょう!
自分の理想の声になっているか、しっかりヘッドホンやスピーカーで歌声を確認しながら歌の練習をするようにしましょう
テクニックを駆使して歌う
歌う際には、ビブラートやロングトーン、抑揚など、たくさんのテクニックがありますが、これらを
どのタイミングで使うかで、歌のクオリティを向上させることが出来ます。
テクニックを使うタイミングは、歌詞の意味を考えながら歌うと、分かると思います。例えば、「届けたい想い」という歌詞の部分は、ロングトーンで歌うことで、強い気持ちを表現できます。
このように歌詞の意味を考えながらテクニックを使うタイミングを考えて歌うようにしましょう!
まとめ
今回は、歌ってみたの録音クオリティを上げる為に、気を付けている5つの心得をご紹介しました。
今回お伝えしたことを参考にして頂いて、歌の練習や録音に取り組みましょう!
他にもこんな注意点もあるよというケースがありましたら、コメントにてお待ちしております!