「スクショされたお店の情報から、住所を検索したい」「気になった情報を、家族にシェアしたい」。
そんな操作が簡単に出来ればいいのに・・・。みなさんは、そんな時がありませんか?
そんな時に便利なのが「OCR(文字認識)」です!この機能、実はLINEにもついているのをご存じですか?
ここでは「文字認識(OCR)」機能とは何か、また、LINEの文字認識機能の使い方についてご紹介したいと思います。
文字認識機能(OCR)とは?
文字認識は正確には「光学文字認識(Optical Character Recognition)」といい、印刷や手書きされた文字をカメラやスキャナで読み取ることで、文字コードとして変換する技術のことをいいます。
この技術を活用すれば、カメラで撮影するだけで手紙などの文字をテキストデータ化して、メモに記録したり、LINEやメールでテキストとしてシェアしたりできます。
LINEの「文字認識」機能の使い方
専用のカメラアプリもありますが、多くの人がインストールしているLINEのアプリさえあれば「文字認識」は簡単に利用できます。
さっそく「トークの添付画像」と「カメラで撮影した画像」の2パターンで使い方を解説します!
トークの添付画像の文字を認識する方法
友達とLINEで会話していて、「じゃあ、何時に〇〇駅に現地集合。アクセス方法はこれを見て」…と、施設Webサイトのアクセスページをスクショした画像が送られてきた、なんてことがありませんか?
送ってくれたのはいいけど、文章化してくれれば他の人にも共有しやすいのに・・・。
そんなときに便利なのが、この文字認識機能です!
- LINEアプリを起動する
- トークの添付画像をタップする
- 右上にある「A」をタップする
このわずか3ステップで、トークの添付画像の文字を認識できます。
OCR機能を初めて使うときは、「A」をタップした際「サービス提供のため、写真をサーバーに送信します。同意しますか?」の確認があります。
ここで一度「同意」を選択しておけば、それ以降は確認されることはないです。
認識した文字は、下の画像のように、必要な部分だけ指でなぞって(選択)コピーできるので、検索サイトやマップアプリなどでの検索にめちゃくちゃ便利。
必要な部分を指でなぞって(選択)コピーできたら、コピーをタップすれば、コピー完了!
また、必要な部分をトークで送りたい場合は、右下の「シェアボタン」をタップします。
すると、トーク部分に選択したテキストが反映されるので、送信ボタンを押せばOKです。
自分に送りたい時は、キープメモなどを使えば便利ですね!
キープメモに関する記事もありますので、必要の場合はこちらをご覧ください。
ラインの中にある機能「Keepメモ(キープメモ)」を知っていますか? これは自分専用のトークルームを作り、そこにメッセージを送ることでメモ帳的に利用する機能です。 他人に内容をみられる心配もなく、自動的にLINEのクラウドスト[…]
写真に翻訳を表示する
中部にある「写真に翻訳を表示」をタップすると、画像上ですぐに翻訳された内容を確認することができます。
読み取ったテキストを翻訳する
翻訳したい部分をタップして選択したあと、左下の「英語に翻訳」マークをタップすると、英語に翻訳することが出来ます。
また、左下の「翻訳」マークをタップすると指定した言語に翻訳することも可能です。
カメラ機能から直接文字を認識する方法
次は、カメラを向けて撮影したら即、被写体に書いてる文字をテキスト化してくれるやり方。これもカンタンです!
- LINEアプリを起動する
- カメラ機能を起動する(ホームタブ/トークタブ/ニュースタブの検索窓にある[QRコード]マークからも飛ぶことができます。)
- 「文字認識」を選択する
- 印刷物などを撮影する
あとは、文字認識モードで撮影するだけですね。たったこれだけで、手書きや印刷などの文字を認識してくれます!
必要な部分を指でなぞって選択し、「コピー」または「シェア」をタップすれば完了です!
「シェア」は、ホームタブ/トークタブ/ニュースタブの検索窓にある「QRコード」マークからカメラを起動させた場合は共有先が表示され、トーク画面からカメラを起動させた場合はトークに反映されるようになっています。目的に応じて使い分けをしましょう!
今回はトーク画面からカメラを起動させている為、トークにテキストが反映されていますね!
あとは送信ボタンを押せば、OKです!
まとめ
今回は、LINEの「文字認識」とは何か?と、その使い方をまとめてきました。
LINEの「文字認識」を活用すれば、添付されたお店のHP画像から住所をコピーしてマップ検索したり、カメラ機能で撮影した画像をデータ化してシェアしたり、Keepメモ内に自分用のメモとして保存したり・・・と面倒な文字入力から解放されます。
画像を選択して右上にある「A」をタップするだけ、カメラ機能の「文字認識」で撮影するだけ、と使い方はとっても簡単なので、みなさんもぜひ一度試してみてくださいね!